勉強方法
電験三種が取得できる「勉強のやり方」について
電験に限らず国家試験の勉強の王道は「過去問題」です。
過去問が充実している国家試験はこれ以外する必要は無いと言っても過言ではありません。
電験三種、二種、一種においてもまったくそのとおりです。
一番やってはいけないのが「予想問題」への挑戦です。
「電気書院」や「オーム社」から叱られそうですが、言い切ります。理由は、
・三種の場合、二種の問題からもってきていたりするものが多い。よって必要以上の知識を勉強する羽目になるか、自信がなくなってしまう。
・単に過去問の数値を変えているだけのものが多く、整合が取れていない。理論的、考え方、電気の常識に照らすと矛盾してしまい破綻する。そしてこれにとらわれてしまう。
などがあげられます。
電験の過去問はかなり良問が多いです。
これを丹念に繰り返せば、必ず一種までも到達できます。必ずです。あとは諦めないこと。
受からないのは諦めるからです。
過去問を勉強して意味があるのか!?
「過去問を勉強して意味があるのか!?」「同じ問題なんか出るか!?」などよく耳にします。私を含めてそのような「迷える子羊」!?たちは多いと思います。
でも勉強慣れしている人たち、特に電験一種を合格している方々は声をそろえて言います。
「過去問を徹底的にやっておきゃ~いいんだ!。」
私もいろいろやってきた結果、やはりそう思います。
電験は同じ問題はほぼ出ません。期待はできません。
でも考え方、出る範囲はそう大きく外れません。つまり的を絞れます。ただでさえ電験は範囲が広く難しいのにめくら鉄砲撃っても、ちっとも効果はありません。重箱の隅をつついたような問題にとらわれている人も見かけますが、そういう方はまず受からないです。
前述のように過去問は良問が多いので、これを何回やってもできるようにしておけば、考え方がしっかりしてきて、それを身につけ、そして新問題は応用を利かせて解くのです。
過去問ができなくて、新問題が解けますか!?ということなのです。
過去問は何回出されても100点取れる!という風になる勉強方法でいいのです。
予想問題は、絶対に出題されませんといっても過言ではありません。(^^;
もし出題された諦めればいいのです。60点取れれば良いのですから。
逆にそんなものに捉われないようにするのがテクニックです。
感の良い方は判っているはずですよね。
- この「電験三種 動画ゼミ」のテキストは過去問のみを使用しています。
- 動画には過去問の解説と、それを解く為の基礎になる考え方「レッスン」解説が順をおって蓄積してあります。
動画教材の在宅学習の良し悪し
「独学」vs「教えてもらう、解説してもらう」
まず、この問題ですが、これは独学の負けですよね。理由は冒頭で言ったように本ではきついということです。力がついている方は、本は有効です。
しかしそうでない方は苦しいです。
勉強は最初の「一転がし目」が大変で、それができるとあとは勝手に動き出せます。
「教えてもらう」「解説してもらう」はこれに非常に有効です。
「ゼミ会場での勉強」vs「動画教材による在宅学習」
私はゼミ会場での講義を受けに行くほうが好きです。なんといっても緊張感を高め続けられるからです。
しかしながら、前述したような問題も抱えていらっしゃる方も大勢います。
あと、後ろの席の人がおしゃべりしていたり、貧乏ゆすりが激しかったり、咳払いがやたら多いなど、気になる行動をしていたりすると気が散ります。
また、講義は数時間ありますが、ちょっと気が遠くなってボーっとしてしまう時間があったりします。これもどんな方でも起こりえます。
するとその空白時間の講義内容は取り戻せません。質問するにも勇気も要ります。
そこでこのような講義を録画したビデオ教材ですが、私も別の場面で20数時間のビデオ講座を受ける機会がありました。
そのとき感じたビデオ講座のメリットとしては、次のことがあげられます。
- 休みが不規則な自分のペースでもガツガツやれる。その気になれば全部見ても14日間で終わる。
- ノートPCやiPadに動画を入れて持ち出せば、電車の中や外でも、出張先でもモリモリやれる。職場でも。ゼミ視聴の消化が断然進む。
- おやつを食べながら、お茶を飲みながら、おならをしながら、あくびをしても失礼でない、などリラックスして結構贅沢に授業を受けられる。
- 出かけなくても良いから、いちいち着替えなくてもよい。パジャマでもよい。
- 聞き逃したら、自由に聞き返せる。うやむやにならない。
- わからないところは何回でも視聴できる。相手も怒らない、嫌がらない(笑)
- 周りの人に遠慮なく授業を一時停止できる。
- 何週間前や数年前に学んだはずのことを復習したいとき、恐縮しながら頼まなくても良い。
- 退屈なところは飛ばせる。好きなときに自分のペースで見られる。
- 先生から「理解できたか?」と聞かれない。
などです。結構、動画での在宅勉強もいいもんだと思いました。
そういうのもあって、しばらく持っていたこのゼミ動画を配布することへの後押しになったのです。
この電験ビデオゼミを活用した勉強方法について
まず、各教科のDVDにテキストがPDFでありますから、それを印刷するなりして用意してください。
1、 実力のある人は・・・、
テキストの問題を解いてみてください。解けないところをこのビデオで解法を学んでください。
そして自分なりにできた方は、それを別解として、DVDの動画をご覧になり洗練された解法をマスターしてください。
2、 テキストが解けないときは・・・、
①まず、ノート・鉛筆・消しゴム・電卓を準備してください。
②そして、じっくりこの電験動画を視聴し、ノートに書き写してみてください。さも講義を受けているかのように自分のノートをこしらえるのです。
③そして、もう一度、自分の力で解いてみてください。最初はノートを見ながらでも結構です。
3、 できなかった問題を・・・
数日後、また解いてみてください。解けなかったら再度、対応した動画を見るか、以前のノートを見るなりして改めて理解してください。
4、 何回も解く
何回やっても解けるようにしてください。何回やっても正答できるようにしてください。
繰り返し、繰り返し。
一度できた問題も、またやって見ましょう。間違うときがあります。
そしたらまたやるのです。
苦しいと思います。
でも、これが勉強ですものね。
5、 このテキスト以外の問題はやる必要ありません。
じっくりとこの教材についているテキストの問題をやってみてください。
このテキスト以外はやらなくても結構ですよ。
6、 そして合格を勝ち取ってください。
必ず合格が勝ち取れます。
電験二種、電験一種へのステップアップにも必ず役立つ電験ビデオ動画ゼミです。存分に活用してみてください。